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ポケットモンスター&トランスフォーマー&SIREN中心の 絵&漫画&短編小説ブログです 腐ネタとかちまちま出てきます 女性向けだったりするかもです! 管理人はチキンですので 海のように広い心で 見守ってくれると嬉しいです苦情&通報などはご遠慮願います。 ツイッターや手書きブログにもいます。最近は主にツイッター。 ポケモンに人生の悟りを築いております。
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こんにちは、ひぐらしの声にびくびくしながら夕方と朝方を過ごしております。


ツイッターで見ての通り最近はSIRENに首ったけです・・・
今年初めて羽生蛇村異界入りも体験して・・・

じゃぱにーずwホラーはとてもとても苦手なんですけど
なんとかかんとか キリンさんの実況でほんの少しづつ慣れてきました・・・

でもまだ、夜のトイレとか余裕で怖いですけどね・・・ww
なんだか僕にとってホラーは慣れようとしても一生慣れないような気がします・・・

ツイッターのアイコンもSIRENに染まってますΣ(*´∀`*;)ドキッ!!

ただただ怖いだけじゃなくて 登場人物の設定とか シナリオとか
複雑に交差してて、面白いんです!!! 

機会があればみなさんもぜひぜひ




今日はそんなSIRENの短編小説を1つうpうp (^ω^)
SDKこと須田 恭也と神代 淳のお話を・・・・

あの2人は本編で接点があまりないですが・・・;; そこはごにょごにょww

※いちよう 羽生舵村が異界入りしていないって設定でス

須田×淳については記事の続きの小説終わりにてにて・・・・

ではでは またあとで  へ(へ´∀`)へ カサカサ














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・









暑い…



脳天から降り注ぐ太陽光に僕は恨めしい目を向けた


空を仰げば、顎から首に汗が伝う

その生温い感触に舌打ちをすれば


隣で陽気に鼻唄なんかを歌っていた奴が

うろたえながら僕の顔を覗き込んできた








     ラムネ色











「ごめん、淳、五月蝿かった?」

どうやら、自分の鼻唄が僕のカンに障ったか気にしているらしい

確かに少しばかり五月蝿くも感じたが

鼻唄なんかよりもしゃわしゃわと無く蝉の方が鬱陶しい



「この暑さにうんざりしただけだ」



しゃべるだけで汗が背中を伝うから淡々と返す


そっか と先程うろたえた表情はドコへやら

にこにことしながら須田は鼻唄を歌う




「でもさー、羽生蛇村なんて全然涼しい方だよ」

「…」

「街の方とか俺の地元なんて、
コンクリートの道路とビルが太陽の光を吸収してむわぁ~って嫌になるほど暑いんだ」


地元だか街だかの暑さを思い出して須田が嫌そうな顔を作る


僕は羽生蛇村以外の暑さは知らないから ただ 須田の話に耳を傾けるだけだ


「いつか、俺の地元に案内してやるからっ」

楽しそうににこにこと笑う


羽生蛇村を出ることを許されるない僕にとってそれはただの幻想で希望で

須田だってそれを知っているはずだ

なのに 須田は事あるごとに 僕を羽生蛇村以外の ドコ かえ 連れていこうと話す

そんな話を笑顔で話す須田に僕は毎回

曖昧な顔を作って


「そうだな」


としか言えなかった。




目的も無く、歩いているには辛い8月の上旬

身体が自然と杉の日陰に吸い寄せられていく

ふぅとため息をついて木に寄り掛かると

須田が はっとした表情で僕を見つめた


「なんだ?」

犬のように僕を見るな


「今、すごく良いこと思いついた」
「…は?」
「淳!ちょっと待ってて!」
「な!おい!須田っ!」


言うが早いか 須田は来た道を一目散に走っていってしまった


「なんなんだアイツは」


走りながら遠くなる 須田の背中を見送りながら ふいに緩む頬に力を入れる





しゃわしゃわ しゃわしゃわ



日陰の中から 空を見上げる

晴天よろしく 雲一つ無い 青い青い空間

太陽をさんさんと浴びた緑色の木々達

時折 そよぐ 心地好い風


見慣れた 羽生蛇村の風景


僕はこの村の中で一生を過ごすのだろう

その先の僕の後を継ぐであろう

誰かもまた 

その先の誰かもまた おなじように…


ぐるぐると廻る箱庭の中での風景


(変わる事の無い…、永遠とはこの事か)




なんて、馬鹿げたコトを

暑さにうなだれた頭で考えていた。






「じゅーーーんーー!!!」




うなだれた頭に響く声


「須田…、僕を放っておくとはいい度胸…」
「ほい!淳の分!」


文句を言い終わる前に僕の眼前に何かを出した




蝉よりも控えめで

涼しげなしゅわしゅわとはじける泡の音

漂う ひかえめな甘い香り

透き通った空色のビン



「……ラムネ?」
「そう、ラムネ!箱入りな淳でも知ってたんだー。」
「馬鹿にしてるのか?」


ラムネ か


羽生蛇村で毎年行わる 小さな小さな村祭りで

小さい時亜矢子と飲んだきりだった

夏の飲み物



(あの時、以来、久しく飲んでなかったな)


「何故ラムネを?」
「酒屋のおばーちゃんが、夏の時期にだけラムネを入荷してるってこの前聞いてさ、
暑そうにしてる淳見たら思い出したんだ」


知らない間に村人とも仲良くなっている様子に
少し可笑しくなった こいつは本当に人懐っこいようだ


「やっぱ夏はラムネだよな」
「…あぁ」




空になったビンをもてあそんでいると

ふいに須田がビンを僕の顔の前につけた

「何を…」
「良いから、覗いてみろって」



仕方なく言われた通りにビンを覗いてみる



「!」
「綺麗じゃない?」




そこには さっき自分が見ていた風景とは全く違う

青く透き通った世界が広がっていた



「海ん中にいるみたいだよな」





にかりと笑う須田にただ呆気に取られる事しかできなかった


先程までの見慣れた風景を一瞬にして
僕が見た事の無いモノに変えてしまったのだから




「お前と居ると、あきないな」



「え?淳、何か言った?」


「いいや」


ラムネビンを

からからと鳴らしながら

青い風景を眺める


この先も、隣に恭也がいるなら




箱庭の中の世界も悪くは無いかもしれない





















。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

須田淳って須田淳って・・・・・・!!難しいっ・・・・・!!!!!
まず 淳の口調が難しいww  こう、普段の淳はハキハキと自信に満ちた感じで
しゃべるんだろうけど、こう、気の緩くなったときとかリラックスしたときはどうなるんだ;;

ましてや 恭也と仲良くなってリラックスしたときの淳って・・・・・??????

てな感じなので もうなんだか妄想理想ぶち込みのものになりました ヒィィ

淳は普段 須田  って呼んでるけど 自分が弱ってるときとか 頭の中では
ちゃんと 恭也 って呼んでたりすると思う  弱ってるときは自覚なしw

村の人ととか 神代の人達には 弱いとこなんて見せないし 見せたくないし
『神代』っていう とても重いものを背負ってるから 弱気になんてなれない

でも 重いものを背負ってるぶん 疲れるだろうし 泣きたくなる時もあって
そういうのを見せれるのは 羽生舵村の人間じゃない 恭也だけ

でも恭也にも弱いとこはあまり見せたくないから 泣くときも声とかをかみ殺しちゃったり

恭也はただ ぎゅって抱きしめて 淳を受け止めてくれる。


そんな感じの須田淳が好きです。
淳が恭也に毒舌を吐くくらいが2人のちょうどいい距離なのかもしれないw


初の須田淳文 ご鑑賞ありがとうございました~!!

絵の方もSIRENキャラ、猛特訓中ですww

ではでは!!!

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